医師会立病院

Medical Association Hopital

医師会立病院

看護部

看護部の理念

看護・介護の責任と誇りを自覚し
やすらぎを与える環境を作ります。

私たちは、患者様個人を尊重し、優しく思いやりのある看護・介護を実践し、安全を最優先した療養環境とあたたかい気持ちを提供します。
また、他部門と連携・協働し、職業人として責任を果たせる看護・介護を実践できるよう自己研鑽に努めます。
スタッフが働きやすい環境を目指します。

医療療養病床とは

急性期医療を受けられた後の慢性期医療を担う病床を療養病床と言います。慢性期医療を必要とされる患者様がより良い療養生活を送れるよう、「医療」と「日常生活の援助」の両面からサポートしております。

このような慢性期の患者様は、厚生労働省の定めた規定に従い、医療区分1~3(必要な医療度や日常生活自立度の視点から考えられた分類方法)に分類されます。

医療療養病床は、主に医療区分2~3などの医療必要度の高い患者様を担当することが期待されており、当院では3階:1病棟50床、4階:2病棟50床でこのような患者様の割合が80%以上を占めています。
住み慣れた地域へ戻るためのお手伝いや全身状態の維持・改善が図れるように、医師と共に病棟スタッフ、リハビリスタッフや管理栄養士等とのチームワークを大切に、笑顔のある病棟作りに努めています。

サービス内容

入院時には、患者様とご家族・主治医・看護師等を交えて以下の取り組みを行っております。

  1. 患者様の病気の状態や治療について、
    ご本人やご家族の希望を確認しながら治療方針を決定します。

  2. 療養上必要な治療や看護・介護ケアについて計画を立案し、文章化した計画内容を
    ご説明させていただき、了解を得て、計画を実践できるよう病棟スタッフが取り組みます。

各病棟には看護師の他、介護スタッフも充実しておりますので看護と介護の両面から安心してケアが受けられるよう患者様の立場に立ったケアの提供を心掛けています。

日常生活の援助について

食事 すべての患者様に栄養ケアの評価を行い、管理栄養士を中心に適切な栄養が提供できるよう(患者様の嚥下状態に応じた食事形態の検討や栄養補助食品の導入など)取り組んでいます。また、季節の行事に応じた献立でお食事の提供を行っております。詳しくは栄養科「個別対応」をご覧ください。
入浴 各病棟内に機械浴(寝たままの状態でも入れる浴槽)とリフト浴(座った状態のまま入れる浴槽)が設置されておりますので、患者様の状態に応じた選択ができ、安全にお湯に浸かることが出来ます。入浴時には全身の皮膚の観察を行い、褥瘡(床ずれ)の早期発見に努めています。
また、ジェットバスにより身体の緊張をほぐし快適な時間を過ごすことができます。
排泄 患者様の状態に合わせた排泄援助を行います。
各病室にはトイレを設置しており、プライバシーへの配慮に努めています。
オムツ交換も定期的に行うほか、患者様の要望に応じて迅速な対応を心掛け、使用するオムツの種類などを検討し、快適に過ごせるよう援助しています。
リハビリテーション 患者様やご家族が希望され、医師が必要と判断した場合、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によるリハビリテーションを実施します。患者様の身体機能の維持・改善に取り組み、退院後の次の生活の場に繋げられるように援助します。詳しくは「リハビリテーション科」をご覧ください。
その他 毎週(水)午後からは、レクリエーションとリハビリを兼ねた“遊ビリ”を開催しております。
内容は、くまもん日本行脚すごろくや楽しい釣りゲーム・シャボン玉と玉入れゲームや棒体操などを行い、笑顔の絶えない時間となっています。
月に1回は理容室の方に出向いてもらい、病棟内で散髪ができます。
また、車いす移乗の方やベッド上で寝たままの状態の方でも散髪してもらうことができます。

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